10月30日(日),浜っ子ふれあいデーの日,長崎大学の大学生19名の離島実習における最終日を迎えました。
 学生たちは10月23日(日)に来島し,すぐに天満神社のお祭りに参加し,御輿担ぎや準備片付けなどを行いました。
 翌24日(月)には,学校で子どもたちとの対面式を行いました。その後,地域の皆様(今田哲也様,末永正道様)の講話や地域ボランティア(吉村三治様)による地域体験活動,また,上五島町漁協青年部の皆様のご協力による「アジバーグ作り」など,様々な体験活動を行ってまいりました。
 また,学校においては,子どもたちとのふれあいや授業参観,授業実践をとおして,離島における教育や子どもたちの実情を理解・把握してまいりました。大学生にとっては、一つ一つが心に響く活動でとても感動していました。最終日に聞いた大学生の言葉からは、学生の感動や学びの豊かさを大変実感できました。
 保護者の皆様,地域の皆様には,ご多忙な中,本校にまいりました離島実習の大学生へのご協力,ご支援をいただき,誠にありがとうございました。
 きっとすばらしい先生になってくれるものと期待しています。

<集団登校の同伴>
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<お別れ式>
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   合唱曲 「 つ な が り 」
~浜ノ浦小学校での離島実習5周年を記念して~  
                
        長崎大学教育学部准教授 西田 治 先生

(「浜っ子ふれあいデー」で、実習生と浜っ子が「つながり」を合唱しました。
 この曲は、離島実習開始の年から5年間担当してこられた西田先生が思いを こめてつくってくださった曲です。
 当日の受付で西田先生が配付されたプリントの中の「御礼のご挨拶」から
 一部ご紹介します。)  

 ~地域の方々がみんなで浜小の子どもたちを見守り、育てていこうとするまなざしの温かさ、先生方が一人一人の子どもたちと丁寧にかかわる姿、そして、突然やってきた実習生にも垣根なく親切にしてくださるみなさんから、たくさんの優しさを頂くことで、人とのかかわりの大切さについて改めて気がつくのだと思います。かく言う私もここで「つながり」の大切さに気付かせていただいた一人です。
 その気づきを歌にしたのが「つながり」です。5年間の感謝をこめて,歌詞を大切にして作曲しました。~

(その歌詞をご紹介します。)

    つ な が り
             西田 治

ともに歩いたあの道 ともに走った校庭
ともに過ごした 何気ない景色が 目にうかぶ

風の音はやさしく 空はどこまでも澄んでいる
ともに過ごしたこの場所を いつまでも忘れない

あたり前のことなんて 何ひとつないから
ここでともに過ごした 奇跡に感謝するよ

ありがとう ありがとう 心から伝えたい言葉
ありがとう ありがとう 君との出会いに感謝

本当に ありがとう
   

 

ここでもらったやさしさ ここで感じた温かさ
支えてくれた たくさんの 笑顔とまなざし

育ててくれた心と 育ててくれたこの身体で
笑顔と優しさ広げるよ いつまでも どこにいても

あたり前のことなんて 何ひとつないから
ここでともに過ごした 奇跡に感謝するよ

ありがとう ありがとう 心から伝えたい言葉
ありがとう ありがとう 君との出会いに感謝

本当に ありがとう

大好きな 浜ノ浦