終戦直後から戦災孤児救済活動を推進した,長野県円福寺住職:藤本 幸邦氏の詩を紹介します。
はきものをそろえる
はきものを そろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと
はくときに 心がみだれない
だれかが みだしておいたら
だまって そろえておいてあげよう
そうすれば きっと
世界中の 人の心も そろうでしょう
禅の修行寺の玄関には,「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」という札が立ててあるそうです。「自分の足元を見よ」「自分の行いを見よ」という意味だそうです。それを子どもにも分かるように,そして,それがいつも行動として身につくようにと考えたのが,上の詩なのだそうです。
誰かのはきものが乱れていたら,黙ってそっとそろえてあげられるような人こそが,本当に思いやりのある人なのだと思います。
終戦直後から戦災孤児救済活動を推進した,長野県円福寺住職:藤本 幸邦氏の詩を紹介します。
はきものをそろえる
はきものを そろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと
はくときに 心がみだれな...
更新日:2014年04月28日