5年研究授業今日の2校時,5年生国語の研究授業が行われました。東浦小では,「文章を読み取る力の向上」という大きな学力課題を改善するため,国語科の「説明文」の読み取りに焦点を当てて,全職員で指導方法の研究に取り組んでいます。
「生き物は円柱形」という説明文を教材にして,内容を的確に押さえて要旨をとらえたり,筆者の考えや表現の工夫に対して自分の考えを明確にしたりする学習を通して,書かれている文章の内容をしっかり読み取る力を高めるための学習が展開されました。
授業開始前から自主的に「音読」を開始し,最初に「本時の学習課題」をはっきりさせて,てきぱきと自分達で学習を進める5年生。前時までに読み取った「筆者の考え」に対する自分の考えを,「コラム」という形で表すことがねらいです。全体で意見や考えを交流しながら,最終目標『生き物は円柱形 紹介新聞を作ろう』の完成を目指して,全員が「コラム」を書き上げることができました。
この5年生授業を出発点にして,全学級が国語の研究授業を行っていきます。そういう研究を積み重ねることで,子ども達の「読み取る力」を高めていきたいと考えています。