11月17日(月)から6年生担任が4週間の「中央研修」に出かけています。全国から集まる中堅教員が研修を深める4週間です。その間,6年生の学習活動や生活に支障が出ないよう,専科教員や教頭,校長が分担して指導を進めています。私も週3時間,「社会科」を担当していますが,6年生の学習に対する集中力は大したものです。さすが学校のリーダーですね。
 しかし,多感な時期である6年生。学期末に4週間も担任が留守をするということはとても気を遣うことです。注意深く見守ってみると,6年生は自分達で学校生活を進め,互いに協力し合って担任不在を補おうと努力しています。
 どの先生の言うことも素直に聞き,リーダーとして果たすべき役割をきちんと果たし,下級生への思いやりも忘れない。もちろん,代わりに入っている先生方の指導があってのことですが,最初の一週間を見事に乗り越えました。
 一番嬉しいことは,毎日当番を決めて,子ども達自身で「学級通信」を発行していること。その日一日を振り返り,気づきや感想を差し込みながら,新聞形式で発行し続けています。きっと,日記の役割を果たします。帰ってきてから担任が読むと,嬉しくて嬉しくてたまらないでしょう。
 自立・自律・感謝。東浦小の教育理念を涼しげに実践する6年生の子ども達。この4週間で,また大きく成長することでしょう。観察・見守りを続けながら,子ども達の伸びようとする姿勢を支えたいと思っています。