8月9日(木),全校登校日でした。
 校門前に立っていると,子どもたちは,いつものように笑顔で,元気なあいさつをしながら登校してくれました。
 73年前の8月9日,午前11時2分,長崎に原子爆弾がおとされ,多くの人たちの命が一瞬にして奪われました。被爆体験をされた方々の想いを知り,平和について考え,伝承していく。また,今の自分の生活を振り返りながら,身近な平和について考えたり,自分たちに今できることはないか考えたりする。そして,未来について考える機会となることを願い「平和集会」を実施しました。
 そこで,今年の「平和集会」は,被爆体験記朗読ボランティア「被爆体験を語り継ぐ 永遠の会」の内村様と室井様をお招きして,「原子雲の下に生きて」,「明日が来なかった子どもたち」の朗読をしていただきました。
 子どもたちは,真剣に話を聞いていました。

 各学年の代表児童が,朗読に参加をしました。全員,ゆっくりと丁寧に気持ちを込めて朗読してくれました。
 その後,各学年,「平和宣言」を発表したり,「花でかざって」を歌ったりしました。

 そして,最後は終わりの挨拶を6年生が行いました。平和のメッセージを伝えたり,歌を歌ったりしてくれました。

 平和集会を通して,全校児童が「平和について」真剣に考えることができる1日となりました。