道ばた、野原、畑に咲いている、いわゆる「雑草」です。
3年生の理科の時間に、みんなで観察しました。
今日はその中の一つ。
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オオイヌノフグリといいます。
直径1cmくらいの小さなかわいい花です。
実が、いぬのあるものに似ていることから、その名が付いたそうです。
子どもに教えたら、それだけで、名前をしっかり覚えてくれました。
花言葉は、「信頼」「神聖」「清らか」「忠実」です。

雑草を話題にするたび、十数年前、国語の教科書で知ったこの詩を思い出します。とてもいい詩です。私の大好きな詩の一つです。


雑草のうた
               鶴岡 千代子
せっかく 花を さかせても
せっかく 葉っぱを ひろげても
ふりむいていく 人はない
   それでも 平気さ みんなして
   むんむん草むら つくってく

どんなに のどが かわいても
どんなに ほこりを かぶっても
水など くれる 人はない
   それでも 平気さ 上むいて
   のびたいほうだい のびていく

オオバコ ハコベ ヒメジョオン
ちゃんと 名前が ついてても
よびかけてくる 人はない
   それでも平気さ いつだって
   きらきらしながら 生きていく