本日から22日(日)を「東っ子の心を見つめる教育週間」に設定しています。
学校の全ての教育活動を公開し,特に,『命を大切にすること』をみんなで考える一週間にしたいと考えています。

スタートにあたって,子ども達に話をする機会をもらいました。
テーマは,『命の重さ』です。
てんびんの両側にA,Bの人物をのせた時,てんびんはどのように傾くのか,あるいは釣り合うのか,5つのパターンで考えてもらいました。命を共通の形あるものと捉えることは難しいので,「命の重さ=命の大切さ」で考えてもよいことを伝え,全校児童に考えてもらいました。
 ① お相撲さん VS 体の細い痩せた人
低学年を中心に,圧倒的に「お相撲さん」が重いと答えます。
 ② 体に障害のある人 VS 障害のない人
両方に手が挙がりましたが,「釣り合う」と答える児童が増えてきました。
 ③ 赤ちゃん VS お年寄り
大多数が「釣り合う」と答えます。
 ④ 男の子 VS 女の子
それぞれに若干名手が挙がりましたが,ほとんど「釣り合う」と答えます。
 ⑤ 外国人 VS 日本人
ほぼ全員が「釣り合う」と答えました。
片方に傾くと答えた児童も,それぞれに思いがあったのだと思いますが,時間の関係で「そう考えた理由」を聞くことはできませんでした。

さいごに,「たからもの」という詩を紹介し,『命を大切にするとは,どのように行動することか』をしっかり考える一週間にしようと呼びかけ,話を終わりました。
週間中には,「全校読み聞かせ」「道徳授業公開」「老人会との交流会」「育成会主催の親子ふれあい」などの活動が組まれています。
どうか,家族の会話の中で,「人とのかかわりの中で,自他の命を大切にすること」について話し合っていただければ幸いです。