おはようございます。


本日も上中ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は、昨日お伝えいたしました消火実験会の様子をお伝えいたします。

消火実験会は、新上五島町消防本部ならびに

新上五島町危険物安全協会様のご協力にて開催させていただきました。

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ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。

消火実験会では、様々な火災や爆発の実験、

そしてそれに伴う消火実験を行いました。

まずは、私たちの生活に欠かせないプロパンガスの爆発実験です。

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準備されたのは、ビニール袋の中にプロパンガスを充てんしたものです。

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こちらに引火すると・・・

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ド―――ン!!

という大きな音とともに一瞬にして爆発してしまいました。

生徒たちもびっくりしたようで驚きの声を上げていました。

続いては、消火器の取り扱いについてです。

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消防署員の方から、蓄圧式と加圧式の違いの説明や

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消火器の使い方語呂合わせ「ピノキオ」を教えてもらいました!

ピノキオの「ピ」・・・ピンを抜いて

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「ノ」・・・ノズルを向けて

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「キ」・・・気合を入れて、距離をとって

「オ」・・・押す!!!

と、いうことで、

実際に、プロパンガスの火災を消火してくださいました。

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消火剤を炎ではなく火元へ向けるなど、

実際の消火の様子を見ながら教わることができました。

そして、上中生も消火実験に参加しました。

こちらは、灯油ストーブの消火実験です。

やり方を教わり・・・

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実際に挑戦です!

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毛布でくるみ

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その上から水をかけます。

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バッチリ、消火大成功です!

次は、てんぷら鍋(油)の燃焼及び消火実験です!

てんぷら油を長時間過熱していると・・・

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てんぷら油は、揚げる適温でそのまま放置しておくと

約10分ほどで異臭とともに白煙が立ち始め、

20~30分で発火点に達し火がつきます。

今回も、事前に過熱をしていただき、20分ほどで発火しました。

消火も、「水をかけると危険!」とは知っているものの、

実際にどうなるのか見せていただきました。

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ジュワッという音とともに、大きな炎が立ち上がりました。

こちらを消火する際は、油の飛び散りを防ぐために必ず距離を取り、

消火器を噴射後に徐々に近づくようにと教わりました。

こちらが消火実験の様子です。

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つづいて、灯油とガソリンの燃焼実験と消火実験を行いました。

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灯油は40度に達さないと引火しないのに対し、

ガソリンは揮発性も高くすぐに引火してしまうことなど、

油種別に特性も教わりました。

こちらが消火実験の様子です。

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立ち上がる炎や煙に、生徒たちも驚いた様子でした。

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燃焼実験の最後は、スプレー缶等の燃焼による破裂実験です。

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写真ではうまくお伝え出来ませんが・・・

過熱開始後、数十秒後には、

ド―――ン!!という爆発音とともに炎が立ち上がり、

生徒たちも驚いていました。

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新上五島町では、スプレー缶やガスボンベの缶等、

中身を空にして穴をあけずに有害ごみでの回収です。

生徒たちも、この爆発の様子を知って、

改めて正しい分別によるごみ回収の大切さを実感していました。

事件終了後は、代表生徒からお礼の言葉が述べられました。

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最後に、全員で「火の用心」の三唱で

消火実験会を閉会いたしました。

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また、校舎へ戻る際に「煙体験ハウス」を通っていきました。

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中は煙(疑似)で真っ白なうえ、障害物もあり、

生徒たちは出口から聞こえる消防署員さんの声を頼りに進みます!

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長時間にわたり、たくさんの燃焼実験や消火実験を体験することができました。

新上五島町消防署の皆様、ならびに新上五島町危険物安全協会の皆様、

本当にありがとうございました。

寒くなるこれからの季節、改めて「火の用心」ですね!

ブログをご覧の皆様もお気を付けください!

本日も上中ブログをご覧いただきありがとうございました。