12月15日（火）に、絵本の読み聞かせがありました。
今回は｢たくさんのドア｣と｢よかったねネッドくん｣の2冊を読んでいただきました。
｢たくさんのドア｣は人生の節目をドアにたとえ、その向こうにある未来は迷うことも、つらいこともあるが、多くの可能性、たくさんの未来があり、多くの人の支えがあってその先には幸せな人生が待っているという内容でした。
｢よかったねネッドくん｣はカラーのページと白黒のページがあり、カラーのページでは｢そりゃぁ良かった｣。白黒のページでは｢な～んてこった｣と台詞の後に、みんなで台詞を言うと物語が完成するという、おもしろい絵本でした。

みんなで声をそろえて物語を完成させ、楽しいひとときを過ごしました。
今年もたくさんの絵本を読んでいただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

また、10分間トレーニングで記録が伸びた生徒が躍進賞の表彰を受けました。1年生2名、2年生1名が記録を大きく更新し、表彰されました。今後も力を伸ばしてほしいと思います。

１２月に入り、５日(土）と６日(木）に卓球競技とバレーボール競技の新人大会が行われました。どちらの競技も１勝を挙げることができず、悔しい結果となりました。次の大会に向けてさらに力を伸ばしてほしいと思います。

１２月９日（水）は人権集会を行いました。今年は｢子どもの権利｣というテーマで１０月にはＳＹＤの講話があり、今回は各学年の学習委員が１年生｢ストリートチルドレン｣２年生が｢児童労働｣３年生が｢戦乱の中の子どもたち｣というテーマで調べた内容を発表しました。最後に生徒会で考えた人権宣言文の発表がありました。まずは身近なところから、自分たちのことを見つめ直してほしいと思います。
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　12月1日(火)に、英検合格者の表彰を行いました。今後もたくさんの生徒に挑戦してもらってさらにたくさんの合格者が出てほしいと思います。

　また、毎月恒例の職員講話を行いました。今回は本校出身の先生から奈良尾中学校に伝わる頭髪委員会の活動についてお話しがありました。

　以前の奈良尾中学校は男子は坊主、女子はショートカットと決まっていたそうで、生徒たちも不都合を感じない生徒が多かったそうです。あるとき、そのままの規則では｢本人にはどうにもならない理由でいやな思いをする生徒がいる｣ということがありました。そこで、もう一度考え直した結果、当時の生徒会役員を中心に頭髪に関する規則を見直す気運が高まり、生徒自身が規則を考え、それを守っていくことを定め、頭髪委員会を設立した経緯があるというお話でした。
　奈良尾中学校の校訓は｢自律・勤勉・敬愛｣です。困っている仲間のためにみんなが一生懸命になって、自分たちで決まりを作り、守っていく。校訓を表すような先輩方の姿、受け継がれた伝統を改めて認識できました。

　奈良尾中学校には毎月、｢生徒のために役立てて下さい｣と浄財を寄付してくださる方がいらっしゃいます。もう40年以上続いていて、本校では毎年その方の誕生日である11月29日を｢奈中あしながおじさんの日｣と定めています。今年は日曜日に当たったため、翌11月30日(月)に全校朝会を開き、｢奈中あしながおじさん｣についての校長講話を行いました。

　また、各学年の道徳では｢奈中あしながおじさん｣にちなんだ授業を行い、午後からは記念樹周辺の清掃活動を行いました。

　郷土を愛し・母校を愛し続け、｢奈中あしながおじさん｣のように本校の生徒を見守ってくださる方がいるということについて深く考えることができた一日でした。