小学校,幼稚園それぞれに始業式を行いました。

「1年の計は元旦にあり」について子どもたちに話しました。
最新の脳科学研究によると,結果を具体的にイメージして,口にしたり紙に書いたりすると,実現しやすいそうです。
そこで,「今年はどんな自分になりたいか」を言葉にしてみることをすすめました。

たとえば・・・
「算数の成績がよくなりますように」というより「算数の計算が速く正確にできるようになる」と言葉にするのです。
「足が速くなりますように」というより「50メートルを8秒で走る」と紙に書くのです。

逆に・・・
「そんなの無理」とか「もうだめ」とか「どうせ・・・」などのマイナス言葉をよく口にしていると,脳が「それは無理です。」「もうだめです。」「どうせできません。」というように働いて,できることもできなくなってしまうとか。

言葉は言霊ともいいます。
今年の校長のモットーは「“美しく,温かく,前向きな言葉”を使います。」です。


もう一つは,校庭の桜の木について話しました。
春に満開の美しい花を咲かせる桜は,今,寒さに耐え,雪や北風に当たりながら,春を迎える準備を怠らず,力を蓄えています。もう蕾は花になる準備をしています。

子どもたちも,進学,進級に向けて,きついことや困難なことに打ち克って,春に世界に一つだけの自分らしい花を咲かせてほしいと思います。

3学期も全職員心を合わせて,精一杯力を尽くしてまいりますので,昨年同様ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。