最初,カマキリのモアには友だちがいなかったけど,トンボのシエルと友だちになって,空をとんで,はじめて空をとんで「うわあ,きれい。」と言っていました。
いじめられて,はねをうしなってとべないと思っていたのに,シエルとなかよくなって空がとべて,とても気持ちよさそうでした。

モアが,自分になにかできることがないかとシエルに聞いて,モアが見つけたのは森をつくることでした。
小さい体なのに,木の実や種を集めて,シエルの友だちをよんで,みんなでいっしょに木の実や種を植えて森をつくりました。
よい友だちができたと思いました。

ぼくたち人間は,カマキリやトンボのなかまたちがつくった森で,今,虫たちをつかまえているのかなあと思いました。
大事に森を育てたいなあと思いました。