11月24日(木)4校時に4年生の研究授業がありました。国語科の「プラタナスの木」の物語の学習です。登場人物の変化を中心に読み、物語を紹介することが単元の目標です。「主人公マーちんの気持ちや考えが変化したきっかけを読み取り説明する」ことを言語活動として設定しました。

 

 この時間の子どもたちは、ほぼ白紙の学習カード?に主人公の最初の気持ちと最後の気持ちを自分で作った枠の中に書いていました。そしてきっかけとなった出来事をまた枠や矢印を書き入れながら、気持ちの変化を各自で書き入れていました。単元の初めに教師が実際に書き方をやって見せたことで、自分なりの書き方やまとめ方をイメージできたようです。7人がそれぞれ主体的に、自分なりの書き方でまとめていました。教師が学習カードを与えなくても子供自身が作っていく。子供自身が自分の学びを作っていく学習ができていたことに感心しました。これまでの4年生の学習の成果が表れた学習でした。

「プラタナスの木」「木」「自然」の視点ごとに集まって自分のまとめたものを紹介し合っています。友達のまとめ方に感心したり参考にしたりした子どももいたようです。

  最後にふり返りをしました。タブレットを使って友達のふり返りを共有しました。

 今日の研究授業を見て、放課後の校内研修の時間に意見を出し合いました。

「子どもたちがいきいきと主体的に学んでいた。7人全員が主人公の変化を読み取り書いていた。」

「主人公の気持ちの変化ときっかけをほぼ白紙の紙に各自が自由にまとめる言語活動が4年生の子どもたちにとても有効だった。」

「白紙にまとめる言語活動は複式授業において有効だと思う。4年生の今までの積み重ねを感じた。」

 国語科学習における言語活動の設定の大きなヒントになる学習でした。この授業を参考に、主体的・対話的で深い学びの国語科学習を究めていきたいと思います。明日は持久走大会という中での研究授業でした。準備も大変だったと思います。担任の〇〇先生、お疲れさまでした。