運動会に向けて,全体で行う種目の仕上げも始まりました。
昨日は,玉入れの練習。圧倒的に赤組が勝ちましたが,本番では・・・。

ところで,玉入れや綱引き,騎馬戦,パン食い競走など,他ではあまり見られない種目が運動会では行われます。なぜ?

運動会のルーツは,明治7年に海軍兵学校でイギリス人教官が開いた遊戯会。
その後,明治18年に「運動会を奨励する文部省令」が発布され,学校で運動会が行われるようになりました。
しかし,当時の小学校には運動場がなかったため,会場は寺社の境内など。このような背景から,檀家や氏子,地域住民も参加できるように考え出された娯楽性の高い種目が,「パン食い競走」なのだそうです。

その後,盆踊りが「フォークダンス」に,バスケットボールから「玉入れ」に,戦争ごっこが「騎馬戦」に,乗馬障害レースが「障害物競走」に,豊作・豊漁を祝う地域行事が「綱引き」にと種目化されていきました。

もともと,運動会は地域全体で行うビッグイベントなのです。
5月18日(日)は,たくさんの方々にお集まりいただき,みんなで運動会を楽しむことができたらと願っています。