五島税務署からゲストティーチャーをお招きし、6年生対象の租税教室を行いました。

まずは子どもたちへ「税金はいるか?」という問いかけ。
「いらないのでは。」という子どもたちの反応です。
お菓子を買ったら消費税。文具や本を買っても消費税。
子どもたちの素直な反応だと思います。

その問いを受けたまま、「マリンとヤマト~不思議な日曜日」というDVDを子どもたちは視聴しました。税金をなくした世の中が、どのように変わってしまうのかをアニメにした内容です。子どもたちは笑いながらも、内容の怖さを目の当たりにします。

主人公の姉弟はゲームを買った帰りに、妖精を猫から助けます。
妖精から三つの願い事を叶えることを言われ、ゲーム屋さんで払った消費税を思い出し、税金をなくしてほしいと願い事を言います。

すると・・・税金のない世の中に。ですが様子が変です。
火事になって出動する消防士。消火してもらった家庭には莫大な請求額が要求されます。
町の中のゴミが回収されないようになり、ゴミだらけ。
信号も動かず、橋も壊れたまま。事故が起きても救急車も呼べません。
道だって通るのにお金をとられそうになり、地主に追いかけられます。
公園もお金の無駄となくなり、道を尋ねた交番でさえ、お金を要求されます。

税金の役目に気づいた主人公たちは、二つ目の願いで税金のある暮らしに。

そんな内容のアニメを観て、税金がいかにみんなの生活を支えていたかを知ることができました。

子どもたちも、感想が180度変わり、税金の必要性を強く感じることができました。いただいたリーフレットには、税金の用途が記載されており、税金を身近に感じることができました。

税務署の方の話で、教育費(小学~高校まで)で一人あたり約1100万円かかるということを聞いて、子どもたちもビックリ!
学級に当てはめると16名×1100万円で、約1億8000万円が魚目小6年生を育てるのにかかっているという額を聞いて、またまたビックリ!

「1億円かぁ。」と思っていると、そこに銀色のジェラルミンケースが登場!
見本ではありますが、同等の紙で作った1億円の束が中から出てきました。
子どもたちも列を作って、実際に抱えてみます。その重さ約10㎏!
貴重な経験になりましたね!

最後に税務署の方々から三つのお願い。
①物を大切にしてほしい。
②税金に関心を持ってほしい。
③思いやりの心を大切にしてほしい。

アニメの中で主人公は、三つ目の願いを「ニュースで見た火事が起きませんように」と願いました。願いは叶い、ニュースで観た泣き叫ぶ母親と家の中に取り残された赤ちゃんが、元気に家族で歩いている姿を近所で見かけます。

当たり前の生活ができる。自分だけでなく相手を思いやる。
その「思いやりの心」が大切だなと税金の学習を通して改めて感じました。


    
節分です。今年も魚目幼稚園に鬼が来ました!
赤鬼です。突然、幼稚園に入り、園児もビックリ!
サッと逃げた子もいれば、先生の後ろに隠れる子、果敢に手作り金棒で退治に来た子もいました。
豆をくらって、逃げ出す鬼です。
かわいい園児たちも力いっぱいエイッ!
やられた~~~!
鬼は一人ひとりと「追い出したい鬼」を確認し、
「グズグズ鬼」や「好き嫌い鬼」等をやっつけることを約束しました。
最後はみんなでハイポーズ!また来年、会いましょう!


一人静かに山に帰る鬼でした。
鬼は外~、福は内~ 鬼はこっそり逃げていく~
自分にまけない強い子に育て!鬼はそう思いました。