毎年、北小では五島法人会の方に来校していただき「租税教室」を開催しています。今年は、5・6年生に授業をしていただきました。
 授業では、「税金はないほうがいいと思う人?」の問いから始まりました。子どもたちは迷いながらもちらほらと手を挙げていました。確かに、消費税などがなければ、買い物をした時に支払う金額が少なくてすみますので、税金はない方がよいと考えたと思います。
 その後、もしも税金がなかったら世の中はどうなるのかがわかるビデオ(アニメ)を観ました。題名は「マリンとやまとの不思議な日曜日」。主人公のマリンとやまとが税金がない世の中を体験するという物語でした。税金がなかったら、道路の通行料が必要になったり、公園がなくなったり、壊れた橋がいつまでも放置されていたり、警察や消防の仕事にも個人でお金を支払わなければならなくなったりと、暮らしにくい世の中になってしまうという内容でした。
 その後、講師から税金の大切さやみんなで助け合う精神から税金の制度があることを伝えていただきました。
 子どもたちは、この授業を通して、税金についてしっかりと考える事ができたようです。

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