小学校，幼稚園それぞれに始業式を行いました。

「１年の計は元旦にあり」について子どもたちに話しました。
最新の脳科学研究によると，結果を具体的にイメージして，口にしたり紙に書いたりすると，実現しやすいそうです。
そこで，「今年はどんな自分になりたいか」を言葉にしてみることをすすめました。

たとえば・・・
「算数の成績がよくなりますように」というより「算数の計算が速く正確にできるようになる」と言葉にするのです。
「足が速くなりますように」というより「５０メートルを８秒で走る」と紙に書くのです。

逆に・・・
「そんなの無理」とか「もうだめ」とか「どうせ・・・」などのマイナス言葉をよく口にしていると，脳が「それは無理です。」「もうだめです。」「どうせできません。」というように働いて，できることもできなくなってしまうとか。

言葉は言霊ともいいます。
今年の校長のモットーは「“美しく，温かく，前向きな言葉”を使います。」です。


もう一つは，校庭の桜の木について話しました。
春に満開の美しい花を咲かせる桜は，今，寒さに耐え，雪や北風に当たりながら，春を迎える準備を怠らず，力を蓄えています。もう蕾は花になる準備をしています。

子どもたちも，進学，進級に向けて，きついことや困難なことに打ち克って，春に世界に一つだけの自分らしい花を咲かせてほしいと思います。

３学期も全職員心を合わせて，精一杯力を尽くしてまいりますので，昨年同様ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

１８９７年(明治３０年），アメリカ合衆国で二人の母親の呼びかけから生まれたPTA。１１０余年の時を経て，ここ青方小学校でも「子どもたちの幸福」のために保護者と教職員が協力して活動しています。活動の柱は，次の３点です。
　　　☆　児童の生活環境を整える
　　　☆　家庭と学校との関係を緊密にし，児童の教育にあたる
　　　☆　会員としての教養の向上を図る
会長はじめ役員の皆様に心から感謝し、会員の心を一つにして実り豊かな１年にしていきましょう。

平成２２年４月１日付で，青方小学校長ならびに青方幼稚園長を拝命いたしました 赤瀬 明子（あかせ あきこ）です。

３月までは，長崎県こども政策局こども未来課に４年間勤務していました。
こども未来課は，長崎県の子どもの心の根っこを育てる県民運動「ココロねっこ運動」を推進している部署です。
私は，地域子育て支援班で，家庭教育，子育て支援，産後の家庭支援など，教育・福祉・母子保健に関わる仕事を担当していました。
この４年間の行政経験を生かし，青方小学校１９０名の児童ならびに青方幼稚園３８名の園児の健やかな育ちのために，精一杯努めてまいります。

さて，年度始めに，子どもたちに「４つの願い」について話をしました。
☆ 明るく元気にあいさつできる人になってほしい
☆ 思いやりの心あふれる人になってほしい
☆ 考える力のある人になってほしい
☆ たくましい心と身体を持った人になってほしい

この４つの願い，頭文字をとって「あおかた４つの願い」と名づけました。
青方地区育成会のココロねっこ運動と連動して，推進していきたい思っています。

保護者・地域の皆様，ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

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　青方小学校のブログへアクセスしていただきありがとうございます。
　青方小学校は明治７年に第３区第５中学校区小学校下等小学校として創立され，幾たびか校名の変更と移転をし，現在に至っているところです。
　現在の校舎の周囲には地区の森があり，地域に自生している様々な木々が植えられています。これは，校舎が今の場所に移転したときに，校舎の周囲に木々がなく緑が少ないのを保護者の人たちが知り，山から運び移植したもので，今では大きく育ち素晴らしい環境教育が作られています。
　このような環境で学習している子どもたちの様子などを見られ，これからの活動のヒントになるようなアドバイスを戴ければと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新上五島町立青方小学校長