6年生は総合的な学習で環境問題に取り組んでいます。

今日は,上五島保健所衛生環境課と新上五島町環境課から3人のゲストティーチャーに来ていただいて,新上五島町の海洋廃棄物について学びました。

北海道に次いで,長い海岸線を持つ長崎県は,海洋廃棄物の漂着する量がなんと日本一なのだそうです。
その量は,毎年25メートルプール150杯分に相当すると聞いて,みんなびっくりしました。

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ペットボトルや発泡スチロールなど,実際に漂着ごみを見せてもらいました。半分以上が生活ごみだそうです。しかし,中には硫酸や塩酸が入ったポリ容器やガソリンの入ったドラム缶もありました。針のついたままの注射器もあり,たいへん怖いと思いました。

これから,夏本番。新上五島町の美しい海に惹かれて,観光客の方もたくさん来島されます。
また,漁業が盛んな本町の海を汚してはいけません。
魚だけではなく,たくさんの生き物が生きる海は私たちの命のふるさとです。

○マイバッグを持ったり,過剰包装を断ったりして,ごみを出さない。
○物を大切にし,ごみは分別し,再利用を心がける。
○みんなで清掃活動を行い,海を守る。
○ポイ捨て禁止などのポスターを作って,みんなに呼びかける。
今日の学習をもとに,自分たちにできることを考え,生活に生かしていきます。