ガラ~ンとした校舎内を回っていると,やっぱり子どもが居てこその学校だなぁと改めて実感します。
久々に子どもたちが登校した先日の登校日には,平和集会を行いました。
校長先生は,すぐ近くに原爆が落とされた学校に勤務していたことがあり,その学校での体験や平和への願い等を話しました。
「平和に願いを」・・・の発表では,子どもたち全員が自分の考える平和について発表をしました。
「人々や動物が平和に過ごせますように」
「今小から,仲間はずれやけんかがなくなりますように」
「花が咲く 戦争やめて 嬉しいな」
一人ひとりが,しっかりと平和を想う気持ちが伝わってくる発表でした。
実際に戦争を体験された先生から,戦争や原爆についてのお話も聴きました。
暑い中でしたが,子どもたちは講師の先生のお話を真剣に聞きました。
時折涙をこらえながら話してくださった先生のお話からは,戦争や原爆の悲しみや苦しさ,悲惨さ,残酷さが,ひしひしと伝わってきました。
その後の“平和の誓い”と“折り鶴”の歌も,子どもたちの『戦争は絶対にあってはならないんだ』という気持ちが,ずっしりと詰まったものでした。
自分たちの手で,しっかりと平和を守り続けることを誓った,今里小のみなさん。
平和のために自分たちができること,それはほんの小さなことかもしれません。
しかし,その小さなことが大きな輪となって,平和が築かれていくのだと思います。
今日の学びや感じたことを大切にして,今里小から平和の輪を広げていきましょう!
御多用中にも関わらず,子どもたちに貴重なお話を聴かせてくださった講師の先生に心から感謝申し上げます。
また,猛暑の中,参加くださった地域・保護者の皆さん,どうもありがとうございました。
今後も平和について子どもたちと共に学び,共に考えていただけたら幸いです!