7月1日~31日までの1か月は、内閣府主唱の「青少年の非行・被害防止全国強調月間」となっています。
これを受け、本県においても同期間を「ココロねっこ運動強調月間」と定められています。
長崎県の「ココロねっこ運動強調月間」の趣旨等は以下のとおりです。
1 趣旨
本県における犯罪少年の検挙人員は年々減少傾向にありますが、、少年犯罪の低年齢化が問題となっているほか、スマートフォンやSNSを始めとする新たな機器・サービスが急速に普及していることに伴い、児童買春や児童ポルノを始めとするSNS利用に起因する被害児童数は、近年増加傾向となっており、子どもの性被害は深刻な状況にあります。
内閣府では、昭和54年以来、毎年7月を「青少年の非行・被害防止全国強調月間」と定め、青少年の非行・被害防止対策の推進を呼びかけており、それにあわせて本県でも7月を「ココロねっこ運動強調月間」と位置づけております。本期間中は全国強調月間の最重点課題等に基づき、趣旨に対する深い理解と認識のもと家庭・学校・地域社会・行政が一体となり青少年の健全育成と環境浄化を目的とした「ココロねっこ運動」を集中的に実施し、県民一人一人への更なる普及と実践を目指します。
<全国強調月間の最重点課題等>
◎ペアレンタルコントロール等によるインターネット利用に係る子供の犯罪被害等の防止
○有害環境への適切な対応
○薬物乱用対策の推進
○不良行為及び初発型非行(犯罪)等の防止
○再非行(犯罪)の防止
○いじめ・暴力行為等の問題行動への対応
<ココロねっこ運動強調月間の実施事項>
(1)広報啓発活動の推進
(2)適切なインターネット利用の推進(「ながさき基準」等の推進)
(3)子どもの安全確保と保護活動や有害環境浄化活動の推進
2 期間
令和3年7月1日(木)~7月31日(土)までの1か月間
以上を受け、今日、本校でも子ども達に強調月間であることや取り組んでほしいことなどを話しました。
具体的には、インターネット等を利用するときに気を付けることや、「ながさき基準」にある「ネット・電子メディアの利用は夜9時まで」について、お家の人とルールを決めるなどを話し合ってほしいことを伝えました。