11月19日(火)午後から本校を会場に、「長崎県NIEフェアーin新上五島町」が行われました。研究主題は「確かな情報をもとに自らの考えをもち、表現する児童生徒の育成」、サブテーマは「新聞に親しみ、新聞を活用する幼稚園から高校までの教育活動を通して」です。
有川・青方幼稚園、有川小、有川中、上五島高校の実践発表が行われました。本校の研究主任〇元先生も5年度からの実践を発表しました。「新聞で地域の魅力を再発見する子どもの育成」について各学年や委員会の実践を紹介しました。
4年生が授業研究を公開しました。単元名「発見!発信!有川の魅力を伝えたい!ぼくたち・わたしたち有小4年新聞社②」として、頑張ってきた4年生。
「新聞づくりが好きな人? 」「はーい!」「なんと君たちが発行した新聞が124枚になりました。」「やったあ!????」
新聞づくりが大すきで自信をすっかりもっている4年生たちです。
子どもたちが「有川の魅力一番記事」を各班で話し合いました。「有川花火大会」「蛤浜の景色」「中筋公園のアコウ樹」「小河原海岸」「大物が釣れる船釣り」「〇川せんせい」「ターミナルのクジラの標本」……、どれもいい記事でした。子どもたちは、自分の経験や写真のすばらしさ、感動、有川ならでは、伝えたい思いの強さなど、多様な角度から一番記事を話し合いました。
子どもたちは互いの思いを大切にしながらも、楽しそうに自分たちの有川の一番を伝えていました。だいすきを伝える新聞づくり大成功です。
授業公開の後は、有川、青方幼稚園、有川中、上五島高校が実践発表を行いました。新聞に触れ、読み、新聞を活用した授業など、積極的に新聞と関わることでふるさと愛を育み、身近な地域の課題を解決する力を付けたと思います。
研究協議の後に、日本新聞協会NIEコーディネーター〇〇先生に「幼児期から高校まで長期スパンでのNIEの取り組み方」と題して記念講演をしていただきました。
受け入れ校として長崎県NIEフェアの大会を開催できたこと、充実した会となったことに職員一同、安堵しています。 今後もNIE教育を子どもたちの豊かな心の育成への一つの手立てとして、つないでいきたいと思います。