10月6日(金)5時間目にへき連自主研修会を開きました。4,5年生の国語科複式授業を町内13名の先生方に見てもらいました。
4年生は「ごんぎつね」で単元名が「気持ちの変化を読み、考えたことを話し合おう」です。読んで感じたことに一人一人の感じ方に違いがあることに気付く力を付けることがねらいです。本時の学習では「ごんはなぜ兵十についていったのだろう」という子どもたちから出された課題でごんの気持ちを読み取っていきました。教科書の拡大文に書きこみながら考えを交流しました。ふり返りでは、友達の考えについてどう感じたかの考えを入れてまとめました。
5年生は「たずねびと」で単元名が「物語の全体像をとらえよう」です。「たずねびと」はどんな物語かを自分なりにまとめることが目標です。今日は3時間計画の1時間目です。全体像とは具体的にどんな内容となるのか。言語活動のモデルを示し理解させ、子どもたちが主体的に進める学習を仕組みました。子どもたちはロイロノートや紙など自分が使いたいツールで「場面の様子」や「考え方」「心情の変化」「相互関係」についてまとめていきました。まだ1時間目。完成までは行きませんが、2時間目、3時間目の学びに見通しがもてました。交流では、自分が現段階でまとめているところを紹介し合いました。
授業研究会では、本日の授業について多くの意見や感想をいただきました。言語活動のさせ方や交流などの視点など、改善点として今後の校内研修に生かしていきたいと思います。
主体的対話的で深い学びを複式学習で実現するため、「より有効な言語活動を通して学ぶ国語科授業」を目指し、校内研修の取り組んでいきたいと思います。