11月1日(金)、「第22回長崎県へき地・小規模校教育研究大会 上五島大会」が行われました。町内外より50名弱の先生方が来校され、本校の3・4年生と5・6年生の授業を参観し、その後、研究協議を行いました。
本校の子どもたちにとって、これだけ多くの先生方に見られる中で授業を受ける機会は経験がありませんでしたので、授業前は「緊張する~。」という声が多く聞かれました。しかし、いざ始まってみると、いつもの子どもたちでした!学習計画表を基にガイド役児童がしっかりと授業を進行し、今日の問いを立て、学習モデルを参考にしながら言語活動に取り組んでいました。特別な授業を公開するのではなく、日常の授業を公開する。子どもたちも日常の姿そのものでした。途中、悩んだ時には自由に離席し、友だちに相談する姿がありました。また、黒板前に集まって話し合う姿も。参観された多くの先生方からも賞賛の言葉をいただきました。「複式学級だからできない」ではなく、「複式学級だからこそ学びの自立化を図り、主体的・対話的で深い学びの実現を」という思いで全職員で取り組んできました。子どもたちの頑張りのおかげで、その具現化に近付いていると思います。このような機会をいただくことは、子どもたちにとってはもちろん、私たち教職員にとっても貴重な学びの場となります。今後も、子どもたちにより良い授業を届けられるよう、職員一同研鑽を深めていきます。
ちなみに、昨年度までの職員だった現西海市の〇〇先生、現佐世保市の〇〇先生も来校してくださいました!事前に教室に行くと子どもたちからの大歓声!中には嬉し涙を流す子どもも。とても素敵な瞬間でした!また、昨年度まで本校児童だった2名の子どもも来校し、去年まで同じ学級だった友達と一緒に給食を食べていました!
〇〇先生、〇〇先生、そして、〇〇君、〇〇君、来てくれて本当にありがとう!また会いましょう!
ご参観いただいた全ての先生方、貴重なご質問、ご意見をいただいた先生方、本当にありがとうございました!