8月9日(火)長崎原爆の日に、地域の戦争体験者にお越しいただき、貴重な体験談を聞かせていただきました。戦争中、空襲を何度も避けながら小学校に登校したこと。食べ物や着る物が少なくて、ひもじく、辛い日々をすごしたこと。昼も夜も空襲を避けて、防空壕でじっと耐えていたこと。男の人は兵隊にとられ、子供と病人とお年寄りが多かったこと。戦争に勝つために行軍や竹槍の厳しい鍛錬が続いたこと。空襲が激しくなり、五島へ疎開。長崎に原子爆弾が投下され、一瞬で大勢の死者と真っ黒に焼け焦げた人々の苦しい声。はやく戦争が終わってほしいと思いつつも、口に出せない辛さ。戦後も、親を亡くした孤児たちが多く、必死で生きようとしていたことなど、まるで目の前で、起きているかのようにお話ししていただきました。子供たちも戦争の悲惨さ・恐ろしさ・痛ましさ。平和の尊さ・有り難さをしっかりと感じていました。これからの時代をどのようにしていけばいいのか、しっかりと考え行動できるようにしていきたいと思います。

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