3年生、5年生の総合的な学習の時間で、新上五島名物の「かんころ餅」を作りました。令和元年度は、3年生が「イモ作り」、5年生が「もち米作り」に挑戦しました。大きな台風や大雨の災害にも見舞われた今年でしたが、子どもたちが作った「イモ」も「もち米」もスクスクと育ち、本日を迎えました。
地域のゲストティーチャーを中心に、たくさんの地域の方のお手伝いや保護者の方の協力のおかげで、約240本のかんころ餅ができました!
子どもたちも達成感を味わえたようで、できたかんころ餅を嬉しそうに並べたり、最後まで進んで片付けをしたり、たくさんの輝く姿が見られました。
「生産する喜び」「働く喜び」を味わうことができました。
さらに、できたかんころ餅を、全校児童や魚目幼稚園の園児たち、そして学校の先生方に配り、喜んでもらう顔を見て、ますます嬉しそうな子どもたち。
つくったものを「嬉しい」「おいしい」と感謝の気持ちで言ってもらえることが、作り手の「やりがい」「働き甲斐」につながっていることを感じることもできたようです。
1学期からの「畑の世話」や「田んぼの世話」は、本当に大変ではあったと思いますが、収穫を喜ぶこの日を無事に迎えられたことが、何よりも嬉しいと思います。
ふるさと新上五島の伝統を、保護者と一緒に受け継ぐ良い機会となりました。
子どもたちが持ち帰った「かんころ餅」。味の感想を、ぜひとも3年生、5年生の子どもたちに伝えていただけるとありがたいです。