10月12日(水)、3校時に2,3年生の国語科の研修授業がありました。2年生、3年生ともにやる気満々で張り切っていました。前時のふり返りから自分たちで授業を進めていました。2年生は「お手紙」、3年生は「ちいゃんのかげおくり」。両学年とも物語を読み込んできました。言語活動は、2年生が「音読劇のシナリオづくり」、3年生は「ちいちゃんへの手紙を書こう」です。

 今日のめあては、2年生が「がまくんやかえるくんの行動の理由はなんだろう」3年生は「ちいちゃんへ手紙を書こう」です。

 2年生は、自分で場面を選んで、行動の理由を考えました。「『お手紙をもらってがまくんはとてもよろこびました。』のところは文の9番と13番と15番からその理由が分かります。」文章と結び付けて考えていました。

がまくんが笑顔になった理由やかえるくんの優しい気持ちを想像することができました。

 3年生はちいちゃんの行動や様子と自分の体験を振り返ってみんなで確かめ合いました。

 そして、手紙を書く活動に入りました。

ちいちゃんの様子と自分の体験と結び付けてちいちゃんへの手紙を書きました。

 活動の最後には、自分でまとめて、ふり返りを書きました。その内容から子どもたちの本時の学びの様子が分かりました。

 本年度2回目の研究授業。放課後の校内研修の時間に授業反省会を行いました。できた部分ともう一工夫すべき点などを出し合いました。主体的・対話的で深い学びの実現に向けた国語科授業。指導事項を明確にして言語活動を設定することに挑戦した授業でした。子どもたちが場面や課題をもち、学び方を理解し、自分たちで進めていく学習でした。この研究授業の取組が、2,3年生の子どもたちの学びに向かう力を育んだと思います。複式授業の中で、自分たちで学習を協働しながら粘り強く学ぶ力を付けました。担任の先生のチャレンジに拍手です。

 2学期はあと2回研究授業を行います。主体的で対話的で深い学びの国語科の授業(ゴール)が見えてきたと思います。子どもたちが学ぶことが楽しく大すき量産中となるよう、私たち教師学び続け、主体的に学びに向かう力を付ける授業づくりにチャレンジしていきたいと思います。