6年生の国語の研究授業が行われました。国宝の絵巻物「鳥獣戯画」についての解説文(筆者は高畑勲さん)を読み深め,学んだことや気づいたことを活用して「自分なりの鳥獣戯画解説文」を書くことに挑戦します。
![6年研究① 6年研究①](https://school.shinkamigoto.net/media/15/20141031-6年研究①.jpg)
まずは,担任製作の「鳥獣戯画絵巻物」の登場です。
![6年研究② 6年研究②](https://school.shinkamigoto.net/media/15/20141031-6年研究②.jpg)
とても長いので,教室前廊下に広げ延ばして,全体を確認してみました。
![6年研究③ 6年研究③](https://school.shinkamigoto.net/media/15/20141031-6年研究③.jpg)
本時は,その中で,「ウサギとカエルが相撲をとっている場面」を抜き出し,どのように解説文を書けばいいか考えていきます。そのために,まずは「試しの解説文」を書きます。
![6年研究④ 6年研究④](https://school.shinkamigoto.net/media/15/20141031-6年研究④.jpg)
いきなりの個人活動は厳しいので,まずはグループで考えを出し合います。
![6年研究⑤ 6年研究⑤](https://school.shinkamigoto.net/media/15/20141031-6年研究⑤.jpg)
その後,ワークシートに,思い思いに解説を書いていきます。でも,なかなか難しく,どう書けばいいか迷っている子がたくさん・・・。当然です。
![6年研究⑥ 6年研究⑥](https://school.shinkamigoto.net/media/15/20141031-6年研究⑥.jpg)
ここで,高畑勲さんが書いた解説文と,担任が書いた解説文が,並べて提示されました。相違点,そして高畑さんの解説文の良さに気づいていきます。
![6年研究⑦ 6年研究⑦](https://school.shinkamigoto.net/media/15/20141031-6年研究⑦.jpg)
子ども達からは,「書き出しの工夫」「文末表現の工夫で動きが出てくる」など,多くの表現上の良さが出されました。
絵と解説。どのような視点で絵をとらえ,自分の思いを込めていくか。そのために,必要な表現の工夫は? 今後,6年生はしっかり悩みながら,自分だけの「鳥獣戯画解説文」を完成させていきます。
さてさて,昨日午前中に避難訓練を実施しましたが,午後,学校のすぐ近くで火災が発生しました。濃い灰色のけむりが高く上り,付近は騒然となりました。
ちょうど下校と重なったので,教師が引率して帰るなど,子ども達の安全確保に努めました。火災は本当にこわいものです。