3・4年生が「夏休み作品展」を観に、展示されてある図工室に向かっていましたので、私も一緒に図工室に行き、鑑賞しました。子供たちの作品を見て回っている時でした。「校長先生!今年の夏、この作品をつくりました。」と私に説明してくれました。「つくり始めた理由はね~。」と、自ら進んで話してくれました。「頑張って作ったから観て!観て!」と、言っているようで、とても可愛らしかったです。
児童数が少ない東浦小学校ですので、作品数も多くはありませんが、子供たちの力作をどうぞ観にいらしてください。!(^o^)!
前に述べた「観て!観て!」という「承認欲求」についてですが、「承認欲求」がある子は、これからぐんぐん伸びていくと思っています。
「褒めて伸ばす」子供たちの小さい頃を思い出してみてください。「できなかったことができるようになる。」それだけで観ている大人は嬉しくなっていたと思います。小・中学生も同じです。ぜひ夏休みの作品展を御覧になり、子供たちの頑張りを認めていただけたらと思います。
ただ、ここまで述べてきた「承認欲求」には、2つのレベルがあるそうです。そのことも知っておいてほしいと思います。
〇他者承認(これは、やや低いレベル):「人と比べての優劣」など、他人からの尊敬や評価を得たいという欲求です。他者からの反応や評価に固執する傾向があり、注目や名声、権力を求める傾向があります。
〇自己承認(こちらは、やや高いレベル):自己肯定感やスキルの向上、能力の獲得など、「自分で自分自身のことを認めたい」という欲求です。「自分を好きになりたい」「技術を高めたい」といった思いがこれに該当します。「自己承認」は、他者の反応に左右されず、自分の基準で存在価値を考えられるまで高まった状態のことを指すようです。
「承認欲求」は誰もが持っている欲求であり、モチベーションや自己肯定感の向上といったポジティブな側面もありますが、強すぎるとネガティブな影響を及ぼすこともあります。例えば、他者からの承認が得られないと自己肯定感が低下したり、人間関係に問題が生じたりする可能性があります。子育てをする際の参考にされてください。