令和7年度の水泳指導が今日からスタートしました。今日は各学年、「プール内外でのルール確認」、「水慣れ」、「泳力調査」等を行いました。水の感覚を確かめるようにして、生き生きと泳ぐ子供たちでしたが、どうも息継ぎが苦手なようです。クロールで泳ぐ練習中、息継ぎの際、顔を前にあげるような息継ぎになっている子が多いと感じました。「顎を引いて、底(床)を見ながら泳ぐ。」「頭のてっぺんが進行方向を向くように泳ぐ」と、水の抵抗を感じないくらい、スムーズに「流れるように泳げる」とよく教えてもらいました。どうしても苦しくなると頭を起こして、顔が前を向いてしまいます。顔は腕に乗せたまま息継ぎができると、呼吸しやすいとも言われます。来週も水泳指導があります。少しでも「長く」、スムーズに「流れる」ように意識して練習してほしいと思います。

東浦小学校は、以前は有川総合運動公園内の屋外プールに通って練習していました。有川のプールの老朽化に伴い、青方の温水プールを使わせてもらって水泳指導を行うことになりました。青方の温水プールでの水泳指導が始まって3年目となります。以前は炎天下で太陽に照らされながら有川総合体育館横のプールで指導していたそうです。今の異常とも言える天候(熱さ・暑さ)を考えると、「今までよく屋外で指導してきたな。」と、過去の気象条件や指導方法などを思い出し、考えてしまいます。あの頃は「肌が焼けすぎてヒリヒリする。」というような子もいましたね。私自身、夏になると真っ黒になって、何回か皮がむけていたことを思い出します。(新上五島町の温水プールに感謝です。)

     

「水の中で目が開けられた!」「水中でブクブクと空気が吐けた!」「け伸びが、できた!」「泳ぐ距離が伸びた!」など、たった1回の水泳指導の中であっても「できたことを自分自身で感じられる」のが、この「水泳」という「克服的スポーツ」のいいところだと思います。夏休み中もぜひ、泳ぎの練習を行ってほしいと思います。

(※「泳ぎの練習」だからと言って、決して川や海に子供たちだけで行ってはいけませんよ!お家の人と一緒に、練習を頑張ってみてください。('◇')ゞ)  

 

【学校だより No.6】