今日から「卒業証書授与式」の練習に入りました。昨日の「6年生を送る会」とは打って変わり、子供たちは、「厳かな中で執り行う『式』」について学んでいきます。立ち方・・座り方・・礼の仕方・・様々なことを「式」で学びます。明るく、元気な姿はこれからも大切ですが、集会で見せるおどけた表情ばかりではダメなのです。「真剣に。静粛に。かしこまって・・。」となる場面もあるかと思いますが、場に応じた姿を自然にできるようになることが、この「式」を通しての学びです。
これは、学校の校舎裏側に育つ「竹」の写真です。このような「竹」に例えにして、私は子供たちに「式」について次のような話をします。
始業式、終業式、入学式、卒業式・・・「式」って何でしょうね。先生は「『式』とは『竹の節』のようなもの」だと思います。「竹」は空に向かってぐんぐん伸びていきます。でも「竹の中」を見たことがある人はわかりますよね?「竹の中」は空洞なんです。ぐんぐん伸びてはいくものの、ずっと空洞のままだったらどうでしょう。途中で折れたり、曲がったり、もしかすると伸びていかない「竹」も出てくるかもしれません。そうならないためにも「竹」は必ず「節」という頑丈なものをつくっています。「節」それがないと「竹」はしっかりと伸びていかないのです。「式」とつく行事は、まさにあなたたちがしっかりと育つための「節」をつくる大事な行事なのです。今回の「卒業式」・・。主役はもちろん卒業生でしょうが、その「式」をつくっていくのはここに集まったあなたたちなのです。あなたたちがこの「節」を身体の中につくっていく学習なのです。 と。!(^^)!
「厳かな中に、光り輝く6年生の姿」・・卒業式当日、輝くみなさんの姿を期待しています。!
「気をつけ・・」( ̄ー ̄) 礼 1・2・3」(__ __)ゞ