今日の2時間目,2年生の国語の研究授業が行われました。
今回の学習のねらいは,「相手に応じて,話す事柄を順序立て,丁寧な言葉と普通の言葉の違いに気をつけて話すこと」です。そのために,実際に子ども達に調べさせ,調べて気づいたことを中心に「報告する」形をとっています。さらに,丁寧な言葉と普通の言葉の違いに気づかせるために「図書館探偵団のボス」からの指令に応えて活動し,「ボス」に敬語で報告するという形の学習活動を設定しています。
子ども達は,正体の分からない「ボス」からの指令に学習意欲を高め,全員が「図書館探偵団メンバー」となって図書館で指令の本を探し,ボスを納得させる報告文を完成させようと必死に活動しています。
今日の授業は,報告文を完成させていくことがねらいです。長い文章をメモを頼りに懸命につないでいく2年生。ボスに報告できるのは,明日,班の中で披露し合って選ばれた代表だけ。代表目指して報告文を磨きます。
ボスからの最初の指令は,「図書館地図を作れ」でした。
これが,2年生の子ども達が作った「図書館地図」です。
指令2は,本を探す中で,本の並びや分け方を調べることでした。
そして,最後の指令が「よい報告をしろ」です。これが本時のめあてです。
まずは,報告する「5つの内容」をみんなで確認します。
お友達のメモ用紙の拡大版から,修正点をみんなで確認します。
自分のメモに置き換えて,発表してみます。
子ども達全員の胸には,「図書館たんてい」の名札が光っています。
地元特有の言い回しも,きちんと敬体に直していきます。
自分のメモ用紙の内容を修正します。いよいよ報告文メモの完成です。
子ども達は,先生と一緒に勉強した「基本の言い方」を参考に,メモ用紙だけを見て文をつなげていきます。いよいよ明日は,班での代表決定会。そして,代表児童が「探偵団のボス」に報告します。