たった今,2年生国語の校内研究授業を参観してきました。
東浦小学校は,校内研究のテーマを「伝え合う力を高め,主体的に学ぶ子どもの育成」と設定し,国語科「説明的な文章」の読み取る力を高める指導方法の構築に焦点を当てて,実践研究を進めています。
 本日の2年生は,教材文「どうぶつ園のじゅうい」の概要を読み進めた後,「ひきつけられたところ」と「そのわけ」を明らかにして感想文を書くという学習内容でした。

研究授業2年①まずは,感想文の書き方の確認。全体を,「はじめ」「中」「おわり」の3つに分けて書くこと。「はじめ」には,ひきつけられたところと感想,「中」には,ひきつけられたわけと自分自身のこと,「おわり」には,思ったことや考えたことを書くことを確認し,前時までに書きためていたワークシートの中から選択して感想文にまとめる学習活動です。

研究授業2年②書き始める前に,お隣りさん同士で,「自分が,どのことについて書くか」ワークシートを読み合いながら伝えます。うまく相手に伝わったら,感想文に進みます。

研究授業2年③さあ,ここからは個人活動。書きためていたワークシートを参考に,特に「中」の部分ではさらに内容をふくらませながら黙々と書いていきます。教室中に,「コツコツコツ」と鉛筆が走る音だけが響きます。まだ2年生なのに,大した集中力です。ほとんどの子が,時間内に「おわり」部分まで到達できました。2年生のみんな,よくがんばったね。えらいぞ!!

 放課後は,この授業について研究会を行います。適切な,そして効果的な指導の在り方について熱く意見をたたかわせ,指導の力量アップにつなげたいと考えています。大切な子ども達の確かな学びを保障するために・・・。