先週金曜日,6年生の学級で「アサーショントレーニング」の授業が行われました。これは,人権感覚を高めるための基礎的な力をつけることを目的に,スクールカウンセラーの先生にお願いして実現したものです。アサーショントレーニングとは,対人関係のスキルを学ぶ学習です。相手も自分も大切にしながら,対人関係を良好に保つにはどうしたらよいか,みんなで考えました。
アサーション①まずは,表現の仕方を学びました。反発を生みにくい「Iメッセージ」で発信していくことの重要さを教えていただきました。
アサーション②子ども達一人ひとりを囲む人間関係についても学びました。「誰からも好かれる」ことは理想ですが,現実にはあり得ないことだと捉えた方がいいようです。好きでも嫌いでもない人が大多数だと・・・。

 スクールカウンセラーの先生からは,
  ① 自分の気持ちを「Iメッセージ」できちんと伝えること。
  ② 「嫌なこと」と「耐えられないこと」は違うこと。そして,人間はしっかり「耐えられる」ことを強く教えていただきました。
 参観した先生方にも大きな参考になった授業でした。子ども達への指導や支援にしっかりつなげたいと考えています。

 さて,話題は「インフルエンザ」に。青方小に続き,若松東小・奈良尾小でもインフルエンザ罹患による学年閉鎖措置が取られています。インフルエンザ流行の兆しです。幸い,本日現在,東浦小では罹患者は出ていませんが,町内の現状から「防止策」を徹底させる必要があります。本日から,「全員マスク着用」を実施しています。別途プリントをお配りしますが,しばらくの間は「マスク着用」による登下校を実施したいと思います。
 どうか,ご協力をお願いします。