6月23日、鯨賓館にて「東京演劇集団『風』」によります「Touch(タッチ)」という演劇を観ました。

今回の「Touch(タッチ)」という演劇は、耳の不自由な方、目の不自由な方であっても楽しめるという新たな演劇に挑戦されたものでした。俳優さんの熱い語り、精いっぱいの演技に心を打たれるのはもちろんのこと、手話通訳の交えながら演技する俳優さんやラジオのように現状を細やかに言葉にする声優さんなど、「東京演劇集団『風』」さんの全員で一つの作品に向かう姿勢などにも感動いたしました。高学年の児童は「3人の相手を思いやる生き方が伝わってきました。」「一生懸命さが伝わってきました。」と感想を述べていました。

6月25日(日)にも島民の皆様に一般公開され、たくさんの方々が鯨賓館を訪れていました。公演の後、町長をはじめ、「風」の公演に携わってきた方々とのディスカッションがありました。

そのディスカッションの中で「文化の火を新上五島町の子供たちへ」「島の子供たちの夢を世界へ」このような思いで続けられていることを知りました。

また「とびうおプロジェクト」として、子供たちの夢は世界へと向かって発信されているようです。

新上五島町長はじめ、町教委のみなさまの計らいで、毎年繰り広げられている観劇会です。今年も「本物にふれる」機会をいただきました。東京演劇集団『風』のみなさま、そして、このような機会をいただきました町長はじめ、町教委のみなさま、関係者の方々、本当にありがとうございました。また次年度も新たな作品に出会えたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。m(_ _)m