大雪による臨時休業も明け,子ども達が元気に学校にやってきました。話を聞くと,「雪遊び」を堪能した様子が分かります。さあ,気持ちを切り替えて学習を進めましょう。
ということで,2校時目に5年生国語の研究授業が行われました。「全学級で研究授業」も残りわずかとなってきました。
教材文は「わらぐつの中の神様」です。文学的な文章の解釈力を高めるため,推薦文を書く活動を「言語活動」に取り入れています。
推薦のリーフレットをつくるための視点の一つ「物語の構成をつかむ」ことが本時のねらいです。中心人物「マサエ」の心の変容に焦点を当てます。
クライマックス=中心人物の心が変化する場面を探ること,場面の構成を考えることが具体的な学習活動となります。
まずは,個々に「マサエの心の変容とそのきっかけ」についてワークシートにまとめていきます。みんな真剣に取り組んでいます。
ワークシート作業が終わった子は,場面構成を考える活動に進みます。文章の中に,場面を表すキーワードを貼っていきます。
さあ,練り合いに移ります。時間の関係で,グループ討議を省略して全体で深めていきます。個人の考えが次々に発表されます。
中心人物「マサエの心の変容」。どんな気持ちや考えがどのように変わったのか,文章の奥にある気持ちを追求していきます。
タイトルにもある「神様」とは何か。とっても難しい課題ですが,必死に考えて発表していきます。
少し時間は短くなってしまいましたが,全員の意見を吸い上げながらキーワードを貼り,場面の構成をはっきりさせていきます。
教室には,同じ作者の他の作品が並べてあり,学習を進めながら並行読書もしています。さあ,どんな推薦のリーフレットが出来上がるか楽しみです。
さて,大雪の影響はまだまだ収まりません。断水等の関係でしょうか,給食センターの水道水のにごりが消えず,調理できない状況。急遽,他の給食センターでごはんを炊き,常備していたレトルトカレーを温めて提供してくださいました。給食センターも大変だったろうと思います。水道水の状況では明日の給食に支障が出る可能性もあります。具体的なことが分かったら,プリントもしくは電話連絡網にてお知らせすることになると思います。
本日の臨時的給食です。レトルトのカレーが冷めないように,少し早めの給食としました。レトルトをこぼす子もなく,全員おいしくいただきました。