ふるさと学習の一環として、3・4年生が「塩づくり」の見学に、網上郷にある「矢堅目の塩本舗」に塩づくり見学に出かけました。下の写真奥に見えるのが、上五島の観光を語る上で、出てくる「矢堅目」。

その昔、奈摩湾内に侵入してくる外敵を見張るために矢(守備兵)で堅(砦)めたことから「矢堅目」という名が残されているそうです。この「矢堅目」の壮大な岩は、五島列島西方海上航路の目印になっており、夕日が沈む写真などから訪れる観光客も多いようです。

「矢堅めの塩」は海水100%を原料に、蒸発法などで塩分を濃縮した「海水塩」だそうです。ミネラル成分(ナトリウム・カルシウム・カリウム・マグネシウム)が豊富に含まれているところも他の塩との違いだそうです。見学してきた子供たちから聞いたお話では「塩づくりはね!薪運びや海水の汲み上げなどが大変なんだよ。」と、くわしく教えてくれました。!(^^)!

自信をもって話す子供たちの姿から「百聞は一見に如かず」・・やはり本物に触れることは、自信につながると改めて思いました。他にも有名な「五島の椿油」についても調べてきたようです。今回学んだことをまとめて、新上五島町の「観光大使」とまではいかないものの「新上五島町ミニ・アピール隊」として活躍してくれることと思います。

  

「塩と椿油は上五島の宝」子供たちは口々にそう言っていました。

たくさんのことを教えてくださった「矢堅目の塩本舗」の代表をはじめスタッフのみなさん!ありがとうございました。