10月21日(火)5時間目に4年生の国語「ごんぎつね」の研究授業公開を行いました。町内各校からも参加いただき、多くの先生の前で4年生はごんぎつねの学習を頑張りました。

 

 学習のめあては「ごんぎつねの結末についてどう思うか話し合おう」です。

 子どもたちは、ごんの心情を「ものさし」で考えました。マイナス5からプラス5まで、心情のレベルを数値で考え、自分の考えをネームプレートで示しました。

 数値が違うことで互いになぜそう思うか小グループで議論になりました。その後は、全員の意見を見ながら全体で交流しました。

 ものさしをつかうことで意見を交流することの意味付けができていたと思います。本単元の目標でもある、「理解したことに基づいて、自分の感想や考えをもつ」こと、自分の考えを述べることができていたと思います。

 〇〇教諭はこの授業公開に向けて夏休み前から準備を重ねてきました。〇〇教諭の思い「課題に対して自分の考えや思いをまとめ、伝えることができる子ども」にせまった授業であったと思います。子どもたちの先生の思いをくみ取り、とても意欲的でした。4年生全体の頑張りが見えて、私もうれしかったです。授業は教師と子どもの協働でつくる。それを見ることができた研究授業でした。

 授業公開の後には、参加者で研究協議を行いました。

ものさしの有効的な使い方や全体での練合の工夫など、今後の授業づくりへの意見をたくさんいただきました。ありがとうございました。

 協議後には、〇〇校長先生から指導助言をいただきました。

 充実した指導案であったことをほめていただきました。本校の校内研修が協働的な学びであった成果であると思います。また、よりよい国語科学習のためには「問いを磨く」。今後の課題であると思います。複数指名の仕方は「一人目は考えを述べる。二人目は前の人の感想を述べる。三人目は違った視点で意見を述べる。故郷の未来のためには専門家の力も借りながら、人の心をつなぐこと。

 参加の先生方も積極的で国語科学習の授業研究は面白いという思いの先生方が多かったと感じました。教師の学びたいという思いは熱いです。本校にとっても良い研修会となりました。今後も町へき連の活動が充実することを願っています。参加された先生方、ありがとうございました。