魚目小学校は,明治7年(1874)に創設された榎津小学校と似首小学校を前身とし,140年の長い歴史と伝統をもつ小学校である。昭和4年(1929)に,榎津・似首の両校を統合して,魚目尋常高等小学校として発足した。昭和6年(1931)には,中口茂喜村長,施工者・鉄川與助氏,そして村民各位の努力により,鉄筋コンクリート三階建ての白亜の校舎が落成した。鉄筋づくりの校舎としては,県下では2番目に古い校舎であり,その歴史的な価値は非常に高かった。残念ながら,その校舎も老朽化が進み,平成14年度第1学期をもって解体された。現在の新校舎は,郷土資料メモリアルスペースやモニュメント公園を有する最新設備の学校として平成16年2月に完成した。 
 児童数については,昭和23年にピークに675名に達していたが,次第に減少して,現在では,130名前後で推移している。

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