朝から,校長室前の廊下で,2年生がグループ活動をしています。手には「色の紙テープ」とノートを持って,何やら「長さ」を測っています。
2年生は算数の学習で「長さ」について学んでいます。最初は「センチメートル」の単位での学習でしたが,現在,「メートル」単位の長さの学習に進んでいます。今日は,1メートル定規を使って3メートルの長さの「紙テープ定規」を作り,校内のいろいろなところを実際に測ってみるという学習に臨みました。
本時の学習のめあては,「学校の中のものの長さを測ろう」です。紙テープ定規で測るのにふさわしいものや場所を探すことになります。
あるグループは,玄関の間口の長さに着目。2人組で懸命に測っています。ピンと張らないと正確な長さは測れません。
校長室前の大きな掲示板にも着目しました。実際に測る活動を通して,3メートルという長さ
をしっかり体感していきます。
測った場所とその長さをきちんとノートに記録します。この後,教室で結果発表です。
教室に戻って,活動結果の発表をします。班ごとに学校じゅうを駆け巡り,いろいろなところを測ってきたようです。
他の班の発表も聞いて,3メートルの長さがより身近になっていきます。
実際に体験してみる。学習理解を深める上でとても大切な活動です。体を動かして得た知識は,子ども達の頭に,心に,しっかり残ります。