今日の朝の活動は「学級清掃」。8時過ぎからのおよそ20分,子ども達と教師が黙々と清掃活動に取り組みます。通常は1~6年生までの班による「縦割清掃」を行っていますが,6年生が4日間の学年閉鎖分を取り戻すために,「前倒し日程での7時間授業」を行うため,今回は学年ごとに清掃に取り組みます。
清掃活動は東浦小5つの宝づくりの1つです。『必死に取り組む清掃活動』を合い言葉に,1学期からずっと実践してきた重点項目です。先生方の指導により時間いっぱい黙々と,隅々まで清掃する子ども達の姿がたくさん見られるようになってきました。1月末の自己評価で,「いつもきちんと清掃をしている」と答えた子どもは「全体の75%」。目標とする「90%超え」も見えてきました。
中でも,クラス全体で熱心に取り組んでいるのが4年生。なんと,1月末自己評価では「全員(100%)が,いつもしている」と答えてくれました。職員室前廊下と保健室を担当している4年生グループの清掃の仕方があまりに素晴らしかったので,少しだけ紹介します。
体育館シューズ置き場の清掃の様子です。シューズを一つ一つ取り出して棚を丁寧に拭き,一つ一つ並べながらシューズを戻していきます。無言で取り組みます。
こちらは保健室の清掃の様子です。体調を崩した友達が訪れる場所ですから,清潔を保たなければなりません。テーブル下も体をもぐり込ませて丁寧に掃除していきます。
玄関前廊下の清掃の様子です。実はこの場所は6年生担当なのですが,7時間授業のため朝掃除のできない6年生に代わって,4年生が快く掃除を引き受けてくれました。マットの下もきれいに掃除してくれました。
4年生の姿に触発されたのが,隣の中央階段を清掃していた3年生。掃き掃除も拭き掃除も,とても丁寧に隅々までやってくれました。玄関を入ると真っ先に目に入る階段がとてもきれいになりました。
階段踊り場の3年生の様子です。担当の先生の叱咤激励の言葉を受け,力を込めて拭き掃除を行っています。いつもより数段熱が入っています。
清掃活動は単に掃除箇所をきれいにするだけでなく,全力で取り組むことによって「心も磨かれる」と考えます。また,「自分の役割を責任をもって果たす」という大切な意志が育ちます。今後も,学校経営の大きな柱として,全校挙げて清掃活動に取り組んでいきたいと思っています。