6年生の「理科学習」の様子をのぞいてみました。「空気」の学習です。「吸い込む空気とはき出す空気は,同じだろうか?」という学習課題を解決するために,予想を立て,実験を行い,結果をまとめて考察し,課題に対する答えを見つけるという学習展開です。
理科室に行った時には,1つの実験「石灰水を用いて比べる」実験を終え,第2の実験「検知管」を用いて比べる活動の真っ最中でした。
教科書の「実験方法」を確認しながら,班ごとに実験し,データを記録します。
ビニル袋に思い切り息を吹き込んで,検知管で酸素と二酸化炭素の割合を調べます。
3つの班とも,メンバーで協力しながら実験を進めています。
主となって実験を進める人,結果をきちんと記録する人・・・。役割分担もばっちりです。
実験の結果は全員で共有します。記録係が記入したデータを全員が自分の学習プリントに転記。
班のみんなで協議し,「空気中の酸素を取り入れ,二酸化炭素を出す」という結論に至りました。
落ち着いて,手際よく実験を進める6年生。結果から答えを導き出す力もしっかりしてきました。