長崎に原子爆弾が投下されてから70年が経ちました。戦後70年の節目の年です。この日に合わせ,東浦小学校でも「平和集会」を行いました。
今年は,語り部として中野在住の中田 覚 様にご来校いただき,戦時中の人々の暮らしや空襲の凄まじさなどについて教えていただきました。暑い体育館の中でしたが,子ども達は中田様のお話に集中し,いろいろなことを学ぶことができました。
各学級での事前指導の後,9時30分から体育館にて「平和集会」の開始です。
語り部の中田 覚 様です。学徒動員の暮らしや,福江で遭遇した「空襲」の恐ろしさなどについて丁寧に教えてくださいました。
中田様は,今日の集会のために,何度も原稿を書き直し,数回にわたって事前打ち合わせのため来校いただきました。
「友達と仲良くしてください」「下級生を大切にいたわってください」「そのことが平和な世の中の実現につながります」とメッセージをくださった中田様に,声を揃えてお礼を言います。
中田様のお話の後は,各学年ごとに「平和宣言」の発表です。まずは,1年生から。どの学年も,事前にしっかりと話し合い,準備していました。
全学年の「平和宣言」が出そろいました。日常生活の中でしっかりと実行・実践していきましょう。
全校合唱「花でかざって」です。全員がしっかりと練習を重ね,心を込めて歌いました。
「子ども110番の家」でもある中田様。集会後も顔なじみの子ども達と談笑です。
うみかぜの1年生は幼稚園の頃からお世話になっています。いつも登校を見守っていただいています。
集会後,教室に戻って平和学習を続けました。9月の修学旅行でさらなる「平和学習」を重ねる予定の6年生。11時2分に合わせて黙祷です。
今日の夜は,どの家庭でも,戦争について,核兵器について,そして平和について,親子一緒に会話していただけたら幸いです。
語り部の中田 覚 様,今日は本当にありがとうございました。