6年生国語の研究授業が行われました。教材は宮沢賢治の「やまなし」。教材文を通して,「登場人物の相互関係や心情,場面についての描写をとらえ,優れた叙述について自分の考えをまとめる」能力を高める学習です。
 そのために,「推薦文を書く」という言語活動を取り入れ,最終的には『宮沢賢治の作品の魅力を書評で紹介する』ことを目指します。
6年①「やまなし」を読んで,考えたことを書評にまとめよう」が大きな学習課題です。
6年②書評を書く視点として,本時は「場面設定の意図:なぜ,小さな谷川の底を物語の舞台に選んだのか」と「題名の働き:なぜ,題名を「やまなし」にしたのか」について考えをまとめます。
6年③授業の始まりと同時に音読開始です。全員が,正しくスラスラと読めるようになりました。
6年④音読が終了すると,自主的に本時の学習課題の発表・確認。とてもよく鍛えられています。
6年⑤家庭学習でまとめておいた自分なりの考えを,ペアで交換します。根拠を強めたり,相手を説得したり・・・。積極的にペア対話が進みます。
6年⑥ペア対話の中で,相手の考えの気になった点・参考にしたい点をすぐにワークシートに記入します。
6年⑦全体討議の後,個々に「書評」を書いていきます。みんな,どんどん筆が進んでいます。
6年⑧これは,書評のモデルです。自分だけの「やまなし」書評を完成させていきます。
6年⑨書評が,ほぼ完成に近づきました。今後は,「やまなし」で学んだ書評の書き方を,個々に選んだ別の作品に応用していきます。難しい学習にも,果敢に取り組む6年生です。