校長室前のスペースには、花や生き物など、東浦小学校の敷地内で発見されたものを子供たちに紹介しています。子供たちに「新上五島町の自然に目を向けてほしい」という思いをこめて、発見した動植物に関する記事と共に紹介してきました。今回は、東浦小学校の入口の「なかよし橋」の下(小川の扇状地)に色鮮やかに咲いている紫色した菖蒲を紹介しています。
「菖蒲(ショウブ)」は、「あやめ」「かきつばた」「花菖蒲(ハナショウブ)」という花々にとても似ているらしいのです。生息地・葉の色つや・花の作りなどが違いがあるようです。同じように見えても「ショウブ科の花、アヤメ科の花」と、分かれていて、調べた書籍には、「水際に咲く花の多くは「菖蒲(ショウブ)」が多いと書かれてありました。
日本には「いずれ あやめ か かきつばた」という慣用句があります。「両者の優劣をつけがたい。」という意味で、美しい女性を例える表現として使われてきました。「菖蒲(ショウブ)」「あやめ」「かきつばた」「花菖蒲(ハナショウブ)」いずれもを初夏を彩る端正な花。日本古来かの生活に深く根差した植物であることに違いはありません。
「椿」と「山茶花」の花が似ているのと同じように、調べてみると知らない世界が広がってきます。「調べる」「学ぶ」って楽しいですね。
今日の全校体育は、運動会で行う「全員リレー」の練習でした。受け渡すメンバーを確認し、入退場も含めて練習しました。赤組(赤・黄)白組(白・青)の4つの組に分かれて競うわけですが、すべての組が僅差です。今日の練習を見ると、どの組にもチャンスがありそうです。本番は、どの組が1位となるのでしょうか。ショウブが楽しみです。