【赤ちゃん登校日】

  

コミュニティ・スクール事業の一環として、今回、「赤ちゃん登校日」を開催しました。初の催しでしたが、4組の親子が参加してくださいました。11時頃に来校してくださり「かわいい。赤ちゃんは無敵ですね。周りの人々を幸せにしてくれます。」と、参加した5・6年生の子供たちは、出逢って早々、笑顔で言っていました。本当に私もそう思いました。学校の職員も子供たちも誰しもが、一気に優しい雰囲気に包まれました。

        

初めは、赤ちゃんをじいっと見ているだけで、ふれあうこともできなかった5・6年生の子供たち。しかし、3分もたたない内に、自分たちからお母さん方に声をかけ、赤ちゃんの抱きかかえ方や、抱っこの仕方を教えてもらっていました。今回の学習は「お母さん・お父さん方に進んで話しかける。必要なことを教えてもらう。」などの「コミュニケーション能力向上」を狙ったものでした。「お話ができない赤ちゃんだからこそ、その周りにいる方々に尋ね、自らが近づいていく。」にこやかな雰囲気の中、温かな時間が過ぎていきました。

     

このような交流を仕組むことで「人間関係」を学ぶ学習ができたと思います。私は事前に「人間関係を育てていくために大切な『極意』を話します。」と5・6年生に3つのことを伝えていました。それは「見る」「聴く」「伝える」の3つです。今日は自分の目で観察して、疑問に思ったことを積極的に尋ね、気づきや感想を相手に伝えることができていました。赤ちゃんを通じて「生命尊重」という授業はよく行われていますが、今回のように「赤ちゃん」だけでなく「お母さん・お父さん」とのコミュニケーションもお互いにプラスになったようでした。

参加されたお母さん方からの感想です。

子供たちの感想です。

 御参加いただきました方々、本当にありがとうございました。

【研究授業(ふるさと教育)3・4年生】

 総合的な学習の時間に「私たちの住む上五島のステキを見つけよう」というテーマで、3・4年生が研究授業を行いました。「1学期は、みんなで調べてまとめたけど、2学期は、自分で課題を見つけ、それを調べていくんですよ。」と担任の先生が話すと、興味津々に目を丸くして映像やパンフレット等を意欲的に見ていました。 

   

次回調べていくテーマを絞り、どんな方法で取り組んでいくかを考えていきます。