音読集会で4年生が自作の詩を披露してくれたことを紹介しましたが・・・
瑞々しい感情が素直に表現されている詩が多かったので、幾つかを紹介します。
「じめん」 作者「だいち ひろう(かずし)」
ぼくは
毎日 みんなにふまれている
だから
いつか 空に なってみたい
「さくら」 作者「ピンクのさくら(かすみ)」
私は 毎年 ピンクの花しか 咲かせられないから
他の花を 咲かせたい
でも
他の色だったら さくらじゃ ない
「くさ」 作者「くさ のりぞう(しゅんご)」
ぼくは どんどん 葉がのびていく
でも 人間に 葉を切られる
でも また のびていく
いつか 何もされないものに
変わってみたい
「すな」 作者「さらさら すなこ(らん)」
わたしは
さらさら
毎日
太陽の光をあびて
光っている
「私だけ」 作者「のはら すみれ(ななこ)」
この野原には
たった一人の 私だけ
でも
気づいたら 一人ではなかった
みんな いた