6月26日(月)朝の時間に校長講話をしました。内容は「心のアクセルとブレーキ」です。
まず、教育週間が始まった理由について話しました。
20年前のできごとになりますが、今でも忘れることはありません。そのことを踏まえて、これからどうしていかなければならないのかということで、車を例えにして「心のアクセルとブレーキ」について話しました。
例えば頭に血が上ったときは?「ブレーキ」。〇〇さん、こまってるんじゃないかな、きになるなあ、のときは?「アクセル」。こんなことしたら、きずつくよな?のときは「ブレーキ」。あいさつしようかな。声かけようかな?のときは?「アクセル」。
子どもたちから、アクセルかブレーキか、しっかりと答えが返ってきました。アクセルかブレーキか判断する力が身に付きつつあるようです。
私たち人間は、第2次世界大戦や戦争で多くの人が悲しみ、涙を流してきたという歴史があります。その歴史を踏まえて「世界人権宣言」が1948年12月に出されました。第1条に「ひとりひとりかけがえのない人間であり、そのねうちも同じです。だから、互いによく考え助け合わねばなりません。」との文言があります。命は大切だということはもちろんです。人はそれぞれ得意、苦手があり、みんな違います。一人一人のちがいを認め大切にすることが大事だと思います。また、だいすきいっぱい10の約束「③礼を正す(ふわふわことば)」や「⑩正しい心で行動する」ことも心掛けて過ごしてほしいと思います。
大すきは自分も友達も学校も、家族もふるさとも勉強も運動も好きになることこと。大すきは人を大切にする言葉です。大すきいっぱいを自分にも周りにも広げていきましょう。
子どもたちはしっかりと話を聞いてくれました。心のアクセルとブレーキを意識して、自分も友達も大切にする行動を探していってほしいと思います。