ビオトープ内の畑に4年生がいもを植えています。これは,総合的な学習の時間に取り組む「かんころもちづくり」の準備です。子ども達は一生懸命に除草し,耕し,畝を立てて,いも差しまで終えました。
ここで問題になるのが「イノシシ」被害です。ビオトープ内はイノシシ侵入を防ぐために周りに網を張っていますが,それくらいの対策ではイノシシもへっちゃら。そこで,「イノシシ侵入を防ぐために,頑丈な柵を設置してもらえませんか?」と教育委員会に相談したところ,JAさんの協力を得て,畑を鉄柵で囲んでもらうことになりました。
JAの職員さんに現場を見てもらい,「畑だけ囲むより,ビオトープ全体を侵入できないように囲んだ方が良い」という結論のもと,縦・横2mの鉄柵を両側に何枚も設置していただきました。これで,後ろの3~4mの崖を飛び降りない限り,イノシシは侵入できないと思います。
教育委員会,そしてJAのみなさんに感謝,感謝です。秋にはいもの大豊作で,たくさん「かんころもち」を作りたいと思います。いもの収穫・かんころもちの味に歓声をあげる子ども達の姿が目に浮かびます。