昨日午後,4人の警察官にご協力いただき,不審者侵入を想定した「防犯避難訓練」を実施しました。今回は,女性警察官に保護者を装った不審者役を務めていただき,5年生教室に侵入するという場面を想定した訓練です。また,侵入から身柄確保までを警察官目線でビデオ撮影していただき,その映像を見ながら職員の知識と技能を高める研修に役立てました。
不審者役の女性警察官が無言で玄関から侵入。訓練開始です。
職員室前を通過し,校舎内を探索しながら2階教室へと向かいます。職員の初期対応については課題も残りました。
突然,大声を発して5年生教室に侵入。担任教師がすぐさま対応する間に,5年生の子ども達は反対側ドアから逃げます。
非常ベルを鳴らし,他学年に暗号で異変を伝えた5年生は,非常階段から避難。
「5年教室に不審者侵入」の情報が全学年に伝わり,1年生も先生と一緒に急いで避難します。
鯛ノ浦駐在所のおまわりさんを始め,4人の警察官のみなさんです。不審者役や撮影係,全体の見守り,講評など,分担してご協力くださいました。
全校児童に向けて,防犯避難訓練の講評をお願いしました。合い言葉「いかのおすし」を丁寧に確認くださいました。
ランドセルに付けている防犯の笛。実際に笛を吹いてみました。最初は,大きな音が出ませんでした。
5年担任の先生から,実際に5年生がどのように対応し動いたか,分かりやすく説明してもらいました。万が一の時の行動の仕方について共有します。
最後に,全校を代表して6年生児童がお礼の言葉を述べました。「いつも,見守っていただいて,ありがとうございます。」
放課後の「職員研修」の様子です。警察のみなさんにも参加していただきました。撮影された映像を見ながら意見交換します。
「さすまた」の使い方を詳しく教えていただきました。また,不審者への具体的な対応方法についても紹介していただき,私たち教師の知識を増やすことができました。
お忙しい中,ご協力いただきました警察のみなさん,本当にありがとうございました。子ども達の安全確保のため,課題を改善し,我々教師の知識とスキルをアップさせていきます。次年度も是非,よろしくお願いいたします。