【薬物乱用防止教室の様子】
学校薬剤師の鈴木先生が講師となり、5・6年生対象の薬物乱用防止教室を開催しました。鈴木先生曰く、「薬物を取り巻く昨今の状況で、内容も変化しています。依存性の高い薬物もあります。試しに…1回なら…✕。1回でもしてはいけません。」と冒頭から話しがありました。
ドラッグストアー等でも購入できる様々な薬の過剰摂取はもちろん、用法・用量を守らず使用することは薬物乱用にあたるということ、最近はそうした状況から新たな法律も制定されてきていることなどを分かりやすく説明していただきました。最後に、子供たちから疑問に思ったことや気になったことを鈴木先生に質問しました。「覚せい剤や薬物を摂取して、芸能界を離れていく人がいるけど、復帰できているのか?」「気づかず、薬物が入ったお菓子などを食べても罪に問われるのか?」等の質問があり、鈴木先生も感心するほどでした。「薬物に手を染めた人は、フラッシュバックなどが起きて、その時のことを思い出し、また繰り返してしまい、捕まるっていう事案が後を絶たない。だから1回でもダメ‼ってことです。」と話されました。
「都会では、街角やSNSで薬物を販売する悪い人がいる。もし、薦められても「断る勇気」「察する能力」「逃げる!(その場を離れる行動力)」なども必要であることを教えてもらいました。また、「大切な家族のことを思うこと。」「自分の夢や希望に向かって突き進むこと。」「趣味に没頭すること。」など、「誘いを寄せ付けないハートを持つことが大切!」と付け加えられました。
授業時間が終わっても尋ねに行く児童もいました。
鈴木先生!わかりやすい説明で子供たちを指導していただき、ありがとうございました。
【自分たちで学習を進める子供たち(複式学級)の様子】
本日は職員が、出張や外勤、体調不良等で少ない中ではありましたが、「学習を自分たちで進める子供たち」に感心しました。写真は、5・6年生の国語の様子です。5・6年それぞれ「ガイド」となるの子供が声をかけ、学習を進めています。個々でまとめた感想を開き合い、深め合う姿も見られました。今までの「ガイド学習」がきちんとできている証拠ですね。
「教わる」ことも大事ですが「自らで学ぶ」「学びを進める」という姿勢はもっと大切ですね。これからも自分たちで学習が推し進められるよう、全員で協力して、「学ぼうとする集団」「高め合える仲間がいるクラス」というように、クラスの雰囲気を作っていってほしいと思います。