8月9日・・・80年前の今日、長崎に原子爆弾が落とされ、たくさんの命が亡くなりました。長崎県では、8月9日を「県民祈りの日」として、原爆犠牲者の冥福を祈り、平和への誓いを新たにする日としています。この日には、午前11時2分に全県民が1分間の黙祷を捧げることが呼びかけられています。登校した子供たちは、被爆者が語るその当時のことを映像で見聞きし、戦争の悲惨さを改めて感じていました。
平和祈念集会は暑さ対策として、子供たちは教室で見聞きする「オンラインでの集会」を計画しました。「長崎に落とされた原子爆弾のこと」「世界でまだ戦争が繰り広げられていること」「小さな喧嘩が戦争へと広がること」など、学んだこと、感じたことの発表もありました。「自分たちも平和の語り部とならなくてはならない」と長崎出身の子供たちが感じてくれたら嬉しいです。また、校内の掲示物には、玄関に大小色鮮やかな折鶴が飾られ、「平和と感じる写真」「平和と感じる時はどんな時?」という掲示もありました。
世界で唯一の被爆国である日本から世界に向けて「核をなくそう」とこれからも訴えていきましょう。
地域子ども教室「火起こし体験&カレーづくり」が8日の午前中に行われました。天気予報は「雨」でしたが、子供たちのやる気が天に届いたのか、午前中は時より日差しも見られるような過ごしやすい天気となりました。まずは、高学年が「火起こし体験」低中学年は「カレーの食材の皮むき」等を行いました。
「おっ!焦げ臭いにおいがしてきた!」と、こすった木々から煙も見えてきました。火が点けばカレーづくりのスタートですが・・湿気も関係もあったのかもしれません。残念ながら火が起きませんでした。それならば・・と、「虫眼鏡での火起こし体験」も行いましたが、焦げるだけで火を点けられませんでした。大人も総がかりで、1時間半の格闘!格闘の末「文明の利器」を使わせてもらい、カレーづくりが進められました。御飯・カレーができるまでの間は、滑石を削って勾玉づくりに挑戦しました。セメントブロックを使って削ります。
カレーと御飯は鍋で作りました。おこげもおいしかったですね。
「みんなで作る喜び・楽しみ」を味わいました。自分たちで作ったカレーは格別なものであったと思います。今回の「火起こし体験&カレーづくり」を企画してくださった会長様をはじめ、この会に携わってくださったみなさま、ありがとうございました。